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不動産投資 商品の違い(2)
一方、契約型というものは、信託契約により資産運用会社または投資家が信託銀行に資金を委託し運用を行わせるものでその運用収益の分配を受けるタイプのことをさす。
両者の違いというのは下記のとおりである。会社型のほうでは投資家が投資主として投資主総会においての議決権を行使できるところにある。投資主として議決権を行使することによりファンドの運営を監視でき、さらに自己責任が徹底されているところであろう。
こういったことから商品設計の自由度が高いのは会社型のほうになる。
オープン・エンド型とクローズド・エンド型の違いに関しては、オープンエンド型は随時解約が可能な証券を発行しているのでその発行証券をファンド自体が買い戻すことができるものをいう。逆にクローズド・エンド型というのは解約が不可能な証券を発行しているのでその発行証券をファンド自体が買戻しを行えないものをさす。
オープン・エンド型の特徴は投資家はいつでも時価で買戻しを請求できる点があり流動性、換金性に優れているといわれている。またクローズド・エンド型の特徴としては解約がないので長期的な運用が可能になっている点があげられるであろう。
このようにREITにはいくつかの種類があり、さらに賃料からの安定した配当を重視するタイプの商品から安く購入した不動産をリニューアルして売却益を得ることで投資家に分配するタイプの商品など様々な不動産投資運用をしている。いずれにせよ目論見書を熟読し自分にあった投資運用先をみつけるようにすることを心がけよう。
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